2000年頃に米ライノからリリースされた、彼らのエレクトラでのセカンドアルバム「ファンハウス」のスタジオ音源をコンプリート収録したボックスセットで、スタジオ音源に（恐らく）フランスでリリースされたシングル「ダウン・オン・ザ・ストリート」と「1970」をプラスした内容です。収録曲の「ルーズ」が28テイクもあったり、アルバム収録時には「ＬＡブルース」と改題されたフリーク」が17：24に渡って即興演奏を繰り広げるテイクがあったり、未収録に終わった「ロスト・イン・ザ・フューチャー」と「スライド」もあったりと、興味深い内容かと思います。とはいうものの、同じ曲の別テイクが延々つづくので、聞き手にある種の覚悟を要求する内容とも言えるかもしれません。
一通り聴いて見て思ったのですが、「LAブルース」が顕著なのですがジャズ的要素もありますので、エレクトラ時代の彼らは単純にプロトパンクとはいえないのかもしれません。むしろ後のノー・ウェイブに近い部分があるかも。やはりプロトパンクの視点で見ると、サードアルバムの「ロウ・パワー」ではないかと思います。確かに「ノーファン」や「1970」「アイ・ウォナ・ビー・ユアドッグ」等、パンク世代のバンドのカヴァーも見られますが。
近年、これの５０周年記念としてLPのボックスセットがでていますが、さすがに手が出にくいです。
興味をもたれた方、いかがでしょうか？購入後22年が経過していますので、多少の劣化はあります。なのでノークレームノーリターンお願いします。
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なぜならヤフネコが匿名配送になってからというもの、落札しても一切の連絡をしてくださらない方が増えているようなのです。2018年8月末以降3,4ヶ月で毎月1,2人ほどおりました。このような状況ではこうせざるを得ません。あしからずご了承願います。